神話・予言
「
古事記(こじき),
先代旧辞(せんだいくじ),
先代旧辞本紀(せんだいくじほんき)
」
◆【神話・予言「古事記(こじき),先代旧辞(せんだいくじ),先代旧辞本紀(せんだいくじほんき)」】 ■《ウマヤドの皇子(みこ)に ついての「日本書紀(にほんしょき)」の中の記録》 ◇日本書紀(にほんしょき)には次のように書かれている. 「ウマヤドの皇子(みこ),壮(そう)に及(およ)びて,未然(みぜん)を知ろしめしたもう」. つまり「<ウマヤドの皇子(みこ)>(聖徳太子)は成人後,未来を予知して,それを示(しめ)した」と記録されているが,聖徳太子は架空の人物であると言うのが現在の定説となっている. 聖徳太子とは秦河勝ではないかと言う説がある. ■《神話・予言「古事記(こじき),先代旧辞(せんだいくじ),先代旧辞本紀(せんだいくじほんき)」》 ●《Prologue》 ◇聖徳太子(秦河勝)は予言書として ”先代旧辞(せんだいくじ)”を書き残(のこ)したと伝(つた)えられており,その ”先代旧辞(せんだいくじ)”には誰(だれ)が読んでも ハッキリ 判(わか)る明確(めいかく)な予言・部分も有ったのだが,日本の運命を決(けっ)するような重要な予言は後世(こうせい)の権力者による抹殺(まっさつ)から守るために日本書紀を モチーフ に神話として カモフラージュ して書かれた予言・部分も有った. そして聖徳太子(秦河勝)の死後,オリジナルの”先代旧辞(せんだいくじ)”が編集され何種類かの異本(いほん)ができ,それが「古事記(こじき),先代旧辞本紀(せんだいくじほんき)」のような書物として現代に残(のこ)っているようだ. ☆一般的に古事記(こじき)とは”オオノヤスマロ”と”ヒエダノアレ”によって日本の歴史や神話を まとめた書物と言われていますが,古事記(こじき)の序文(じょぶん)の2段(だん)の終わりの所には次のように書かれています. 「(天武)天皇,阿禮(あれ)に勅語(ちょくご)して,先代旧辞(せんだいくじ)を よみ習(なら)はしめ給(たま)う」 つまり天武・天皇は古事記(こじき)を作成する前に,稗田阿禮(ヒエダノアレ)に命(めい)じ,先代旧辞(せんだいくじ)を読ませたと記(しる)してあります. これは天武・天皇は ”先代旧辞(せんだいくじ)”が予言書で有ると言う事を知っていた可能性が有るのでは ないかと思われます. ☆聖徳太子(秦河勝)・予言の場合,予言された神話が そのまま出現するわけでは無く,神話は あくまでも「事象(じしょう),人,物」の シンボル として予言されており,又 1つの シンボル で複数(ふくすう)の「事象(じしょう),人,物」を表(あら)わしている場合も有ると思われる. 又 予言された事象(イベント)の順序が前後する事も有ると思われる. ●《Main》 ◆《<イザナギノミコト>(男神)と<イザナミノミコト>(女神)の国生(くにう)みと神生(かみう)み》 ◇世界が いまだ できていないころ,<イザナギノミコト>(男神)と<イザナミノミコト>(女神)が<タカマガハラ>(地球・現世界)と言う場所に現われる. <イザナギノミコト>(男神)と<イザナミノミコト>(女神)は2人で協力(きょうりょく)しあって まず”国生(くにう)み”をし,<アキツシマ>(日本)とか<オオヤシマ>(世界中の大陸)とかを生(う)んでいく. それらは うまく生(う)めたので,<イザナギノミコト>(男神)と<イザナミノミコト>(女神)の2人は満足(まんぞく)し自信を持ち,今度は”神生(かみう)み”をし,多くの神々を生(う)む事になる. <イザナギノミコト>(男神)と<イザナミノミコト>(女神)は2人で協力(きょうりょく)しあって次のような神々を生(う)む. <オオヤビコの神>,<オオトワケの神>,<ミナトの神>,<アメノサヅチの神>,<クニノサズチの神>,<アメノクラウドの神>,<クニノクラウドの神>,<オオトマドイヒコの神>,<オオトマドイヒメの神>と言うような神々が生(う)まれた. ☆<オオトワケの神>:家を非常に多くの戸に分け,入口(いりぐち)を いくつも作った何軒もの家のこと,つまり集合・住宅やマンションのようなもの. ☆<オオヤビコの神>:巨大な家の神,つまり これは現代の超高層ビルを あらわしている. ☆<ミナトの神>:貿易(ぼうえき)の増大による(空港も含(ふく)めた)港の発展(はってん)を あらわしている. ☆<アメノサヅチの神>,<クニノサズチの神>:人口の爆発的な激増(げきぞう)による人間の住む空間の狭(せま)さ,国土(こくど)の狭(せま)さを あらわしている. ☆<アメノクラウドの神>:これは空の<闇部(あんぶ)>(病巣(びょうそう)),つまり大気汚染,オゾンホール,酸性雨(さんせいう),地球・温暖化(おんだんか)による異常・気象のような大気・環境 全体の<闇部(あんぶ)>(病巣(びょうそう))を あらわしている. ☆<クニノクラウドの神>:これは国の中の政治的,経済的,社会的な<闇部(あんぶ)>(病巣(びょうそう))を あらわしている. ☆<オオトマドイヒコの神>,<オオトマドイヒメの神>:災害・飢饉(ききん)・疫病(えきびょう)や戦禍(せんか)に見舞(みま)われて困窮(こんきゅう)の境遇(きょうぐう)に あえぐ人々の事. ◇今度は<イザナミノミコト>(女神)は1人で次のような神々を生(う)む. <トリノイワクスブネの神>(又の名を アメノトリフネ),<ヒノヤギハヤオの神>(又の名を ヒノカガビコの神,ヒノカグツチの神)と言うような神々が生(う)まれた. ☆<トリノイワクスブネの神>(又の名を アメノトリフネ):これは空を飛ぶ鳥の形をした<奇(く)しき岩>(奇跡的な力や不思議な性質を持った岩)で できた船. ※この<奇(く)しき岩>(奇跡的な力や不思議な性質を持った岩)とは現代のニュー・セラミックと考えられるだろう. 現在,航空機,戦闘機,ロッケトなど確かにニュー・セラミックが部分的に使用されては いるが,それらは「空を飛ぶ鳥の形をした<奇(く)しき岩>で できた船」と言う表現には当たらないだろう. 唯一(ゆいいつ),この「空を飛ぶ鳥の形をした<奇(く)しき岩>で できた船」と言う表現に該当(がいとう)するものが存在する. それは現代 最先端技術の ニュー・セラミック の耐熱(たいねつ)タイルが機体に ビッシリ と約28,000枚も敷(し)き詰(つ)められている スペース・シャトル 以外には考えられないだろう. 一番 発熱する機首や主翼,尾翼の先端には, カーボン・カーボン・コンポジット という炭素繊維で強化した炭素材料に セラミック・コーティング したものを,その他の部分は セラミック・タイル や ガラス・繊維の断熱材で覆(おお)われているようです. *通常(つうじょう)は ロケットなどは宇宙・開発のための技術の独占(どくせん)や,宇宙・開発による利益(りえき)の独占(どくせん),又は兵器としての軍事・利用のために純国産で作られる(ただし技術的な水準が低い場合は多少の例外もある). しかしスペース・シャトルは開発・期間の短縮(たんしゅく),開発費の低減(ていげん)のために世界中の現存(げんぞん)する あらゆる最先端技術(又は それを さらに改良した物)を使用して作成されている. このようにスペース・シャトルは一国だけの科学技術で作られたのでは なく世界中の最先端・科学技術によって作られたと言える. つまりスペース・シャトルを生(う)んだ<イザナミノミコト>(女神)とは現在の我々の科学技術文明社会を あらわしていると解釈できる. *聖徳太子(秦河勝)が なぜ 一見(いっけん) 現文明の破局(はきょく)と関係の無いようなスペース・シャトルを わざわざ予言したのかと言うと”<イザナミノミコト>(女神)”=”現在の我々の科学技術文明社会”と言う関係を明確(めいかく)にしておく必要が あったからだろう. そして<イザナミノミコト>(女神)は このスペース・シャトルを生(う)み出した我々の科学技術文明社会を あらわしているのだから,この<イザナミノミコト>(女神)が たどる運命(うんめい)が,我々の科学技術文明社会の未来の姿(すがた)に なると思われる. しかし<イザナミ>型・科学技術文明社会を捨(す)てて今までとは違(ちが)う別の生(い)き方を見つけ出す事が できた時,人類は新(あら)たな再生(さいせい)への道を進む事が できるのだろう. ☆<ヒノヤギハヤオの神>(又の名を ヒノカガビコの神,ヒノカグツチの神):これは「<ヤギ>(矢)ように<ハヤオ>(早く)飛ぶ<ヒ>(日)の神」,「<ヒ>(日)のように<カガ>(輝(かがや)く)神”」,「<ツチ>(槌(つち)=ハンマー)のように打って<カグ>(”カク”→破壊)する<ヒ>(日)の神」と言う意味になる. *注.”ヒノカグツチ”の”カグ”の濁音(だくおん)を なまりか<語感・語呂(ごかん・ごろ)>(言葉の調子(ちょうし)や続(つづ)き具合(ぐあい))のための濁音(だくおん)だとすると”カグ”の原語は”カク”とも考えられる,当時”カク”とは”破壊”と言う意味で使用されていた. ▽(濁音(だくおん)の付加(ふか)例).ひのかがひこ(日の輝彦)→”ヒノカガビコ”. △つまり これは”矢のように早く飛び,太陽のように輝(かがや)き,槌(つち)(=ハンマー)のように打って破壊する太陽の神”つまり核兵器を言い あらわしたものだと思われる. ☆つまり この<イザナミノミコト>(女神)はスペース・シャトルや核兵器を生(う)んだ我々の科学技術文明社会を あらわしているのだろう. ◇しかし<イザナミノミコト>(女神)は<ヒノヤギハヤオの神>(又の名を ヒノカガビコの神,ヒノカグツチの神)を生(う)んだために<ミホト>(この”ホト”とは女性器,”ミ”は敬称(けいしょう)の”御(み)”の事)を焼かれ病(やまい)に伏(ふ)す. ☆つまり「<イザナミノミコト>(科学技術文明社会)が<ヒノヤギハヤオの神>(核兵器)を生(う)んだために<ミホト>(女性器=生命力の根源(こんげん))を焼かれて病(やまい)に伏(ふ)す」と言う事だから. 我々の科学技術文明が核兵器を生(う)み出した結果,欧米諸国や ロシアは核兵器のために膨大(ぼうだい)な軍事費を費(つい)やして来た. そのために現在,そのツケを全然 払(はら)えない自己破産・状態に なっている欧米諸国や ロシアは経済的に生命力の根源(こんげん)が失(うしな)われた完全な死に体と なっている. ◇そして病(やまい)に伏(ふ)し死に体となった<イザナミノミコト>(女神)の排泄物(はいせつぶつ)から次のような神々が生(う)まれる. <タグリ>(ヘド)から<カナヤマビコの神>,<カナヤマヒメの神>. <クソ>(大便)から<ハニヤスヒコの神>,<ハニヤスヒメの神>. <ユバリ>(小便)から<ミツハノメの神>,<ワクムスビの神>,その子<トヨウケヒメの神>と言うような神々が生(う)まれた. ☆<カナヤマビコの神>,<カナヤマヒメの神>:金(かね)を山のように積(つ)んでいる神々,世界経済を支配している欧米の巨大資本グループ,や ヘッジ・ファンドなど. ☆<ハニヤスヒコの神>,<ハニヤスヒメの神>:安定しているようで実際(じっさい)は傾(かたむ)いていて今にも崩(くず)れそうな国々. ※現在,アメリカや ロシアは これまでの膨大(ぼうだい)な軍事費のツケがあり,又 日本も世界の借金・大国と なっていて,その借金を全然 払(はら)えない自己破産・状態と なっている. その結果,世界経済は いつ破局(はきょく)を むかえても おかしくないほど厳(きび)しい状況(じょうきょう)に置(お)かれている. ☆<ミツハノメの神>:くだらない事だけを見て満足(まんぞく)する人々の目,マスコミの事だろう. ☆<ワクムスビの神>:(見せかけだけの) <ワク>(協定(きょうてい))で世界の国々を むすび世界平和を唱(とな)えている”国連”の事. その”国連”の中身は常任理事国の(国益(こくえき) 最優先の)権力支配構造に なっている. ☆<ワクムスビの神>の子<トヨウケヒメの神>:豊(ゆた)かさを受ける”国連”の子とは”イスラエル”と言う事になるだろう. ◇そして<イザナミノミコト>(女神)は黄泉(よみ)の世界へ と去(さ)ってしまう. このあと<イザナギノミコト>(男神)は1人で次のような神々を生(う)む. 左の目を洗(あら)った時に,その左目から太陽神<アマテラスオオカミ>,鼻から<スサノオノミコト>を生(う)んだ. ◆《<アマテラスオオカミ>の岩戸(いわと)・閉(じ)めと岩戸(いわと)・開(びら)き》 ◇<イザナギノミコト>(男神)だけから生(う)まれた<スサノオノミコト>は自分に母親が いない事を ひどく恨(うら)み<世界>(日本か?)を壊(こわ)し出す. それでも<イザナギノミコト>(男神)は<スサノオノミコト>を可愛(かわい)がり,海の支配権を与える. しかし<スサノオノミコト>は海で暴(あば)れだし,海を荒らして大波を起こす. そして今度は<青山>を ことごとく泣き枯(か)らし,海川を ことごとく泣き干(ほ)す. この あと<スサノオノミコト>は<アマテラスオオカミ>の治(おさ)める<タカマガハラ>(現世界)の<宮殿(きゅうでん)>へと突入(とつにゅう)する,そのために山川は ことごとく とよみ国土(こくど)が みな震(ふる)える. そして<スサノオノミコト>は実(みの)っていた田畑を全部 壊(こわ)し,<アマテラスオオカミ>の前に”汚物(おぶつ)”を ぶちまけて作物を取れないようにしてしまう. ☆この『<アマテラスオオカミ>の治(おさ)める<タカマガハラ>(現世界)の<宮殿(きゅうでん)>』とは,皇居のある地 ”東京”または拡大解釈して ”首都圏”とも解釈可能だと思われる. ☆この「海川を ことごとく泣き干(ほ)す」の”干(ほ)す”には水が涸(か)れると言う意味(いみ) 以外(いがい)に「水や食べ物を与(あた)えない」と言う意味(いみ)もある. つまり,海川が我々を”干(ほ)す”と考えた場合,飲料水(いんりょうすい)や魚介類(ぎょかいるい)などが欠乏(けつぼう)すると解釈できる. 又 この”泣く”とは「天から液体のような物が降(ふ)る」と言う事だと思われる. つまり,これは天から何か(汚染・物質)が降(ふ)って<青山>(草木)を ことごとく枯(か)らし,海川を ことごとく干(ほ)すのだと考えれれる. これは 放射能・汚染や,毒ガス科学・兵器(サリン,ソマン,タブン,VXなどの)テロを予言したものかも しれない. そして田畑も<汚物(おぶつ)>(放射性・物質や,毒ガス科学・兵器)に汚染され作物が取れなくなると考えられる. ◇これにより太陽神<アマテラスオオカミ>の怒による”炎(ほのお)を噴(ふ)く恐怖”が起こる. ☆太陽神による”炎(ほのお)を噴(ふ)く恐怖”とは(原発か核兵器による)核爆発を あらわしているように思われ,その核爆発は複数回 起こる可能性も有ると思われる. ◇このあと太陽神<アマテラスオオカミ>が<アメノイワヤ>(天の洞窟(どうくつ))の中に入(はい)り<アメノイワト>(天を閉じる岩の戸)で入口(いりぐち)を閉ざしてしまう,これにより<タカマガハラ>(現世界)は みな暗く,<アシハラノナカツクニ>(日本)は暗黒(あんこく)の闇(やみ)となる. ☆これは日本と世界の2つの予言が秘められていると思われる. 日本に関しては霊的な闇が おとずれ,世界に関しては実際に ”闇”が おとずれ太陽の光りが暗くなるのだと思われる. ◇そして<スサノオノミコト>の破壊も加(くわ)わって,さまざまな災(わざわ)いが ことごとく発生する事になる. そこで<八百万>(ヤオヨロズ)の神々は<アマテラスオオカミ>を洞窟(どうくつ)の中から出すために集まり. <オモイカネノカミ>の”知力(ちりょく)”によって作戦(さくせん)を練(ね)り,<アメノフトダマノミコト>が<アメノイワヤ>(天の洞窟(どうくつ))の前(まえ)に<八咫鏡(やたのかがみ)>を掛(か)けた”真賢木(まさかき)”(=榊(さかき))を立てた. そして<アメノウズメ>の”虚偽(きょぎ)”によって<アメノイワト>(天を閉じる岩の戸)を開かせ,<タジカラオノミコト>の”腕力(わんりょく)”によって<アマテラスオオカミ>を洞窟(どうくつ)の中から引っ張(ぱ)り出した. 太陽神<アマテラスオオカミ>が洞窟(どうくつ)の中から出たので<タカマガハラ>(現世界)に光りが戻(もど)り,<アシハラノナカツクニ>(日本)は特に まばゆい光りと明るさが戻(もど)って来た. そして<アマテラスオオカミ>は「この<鏡>(八咫鏡(やたのかがみ))は <もっぱら>(一途(いちず)に)我(わが) 御魂(みたま)として,吾(わが) 前(まえ)を<拝(いつ)く>(拝(おが)む)が如(ごと)く<拝(いつ)き>(拝(おが)み) <奉(たてまつ)れ>({奉仕(ほうし) 又は 奉行(ほうこう)}せよ)」と言って<ニニギノミコト>に託(たく)した. ☆これらにも日本と世界の2つの予言が秘められていると思われる. 又 この”真賢木(まさかき)”(=榊(さかき))に象徴(しょうちょう)される印(しるし)とは「柱(はしら),竿(さお),杖(つえ)」などの棒・状(ぼう・じょう)の物 又は それに象徴(しょうちょう)される物の事だと思われ,”八咫鏡(やたのかがみ)”に象徴(しょうちょう)される印(しるし)とは”鏡(かがみ)”や,又は その性質(せいしつ)に象徴(しょうちょう)される物の事だと思われるが,アマテラス は八咫鏡(やたのかがみ)を自分の御魂(みたま)として拝(おが)めと言っているので「アマテラスの御魂(みたま),つまり これは アマテラス・自身と同義(どうぎ)でも ある」や,又は それに象徴(しょうちょう)される物の事でも あると思われる. 又 この光りが もどると言うのは実際の光りを あらわしている わけでは無く ”アマテラス”・自身が ”メシア”(=光り)で有ると予言しているのだと思われる. ※旧約聖書「ゼカリヤ書」{第4章 第2~14節}:『…「燭台(しょくだい)の右と左に有る2本の オリーブ の木は何(なん)ですか」.…「…それは2本の金(きん)の管(くだ)によって,そこから油(あぶら)を注(そそ)ぎ出しています」.…「これは全地(ぜんち)の主(しゅ)の御前(みまえ)に立つ,2人の油(あぶら) 注(そそ)がれた人達である」…』と言う預言が有るが メシア の元の意味は「油(あぶら) 注(そそ)がれし者」と言う意味だから2人の メシア が出現する可能性が有ると思われる. *この2人の メシア の1人は もちろん イエス の事だと思われるが,もう1人は ”皇統(こうとう)”(=天皇の血筋)の女性の メシア の可能性が有ると思われる. 五島・勉(ごとう・べん)さんの著書『天と地の予言書』の中の大阪 近郊(きんこう)にある聖徳太子(秦河勝)ゆかりの お寺を守っている ”上人(じょうにん)”との対話・部分からの抜粋(ばっすい). ▽「…ただ幸いなことに、日本には、まもなく新しい原動力になる一人の女性が、現れます。または もう現れてはります。その女性が、この かつてない危機状況に対して、ある大きな役割を果たしはる、いうふうに ”先代旧辞(せんだいくじ)”原本からは読みとれます。 それは、あるいは1人の女性やなしに、一人の女性という言い方を借りて、日本の多くの目覚める女性たちの力を言ったのかもしれまへん。 そのように解きたいところだす。けど、あえて一人の女性いうことに絞れば、その女性は おそらく皇室の一員であって、輝かしゅうて とても賢い、日本の新しい求心力にならはる力を持った女性だす。 ”先代旧辞(せんだいくじ)”原本からは、そのようにも解けます。そやから、これは ひょっとして雅子さまのことやないやろか、と雅子さま ファン の わては見てます。…」 「そこまで書いてありますか ”先代旧辞(せんだいくじ)”原本には雅子さまって名前がちゃんと書いてあるんですか?」 「いや、お名前は ありません。けど、皇室の一員で強力で美しい女性が、日本の大暗黒の危機の時、大きな役割を果たしはる、いうことだけは、だれが読んでもそう読めます。だけやのうて、危機に際して、多くの日本女性の活力が強まることも、 ”先代旧辞(せんだいくじ)”には予言されてます。…」 *皇室から なにか重要(じゅうよう)な役割(やくわり)を はたす女性が出現(しゅつげん)すると書かれているが,その女性が日本の メシア の可能性が有ると思われる. ただし その女性は現在の天皇家とは別の ”皇統(こうとう)”(=天皇の血筋)から出現(しゅつげん)する可能性も ありえる. {#1}.日本に関しては霊的な ”闇”が おとずれた後に「”真賢木(まさかき)”(=榊(さかき)),八咫鏡(やたのかがみ)」に象徴(しょうちょう)される印(しるし)が顕現(けんげん)し,”皇統(こうとう)”(=天皇の血筋)から1人の女性が メシア として出現するのだと思われる. この場合の”真賢木(まさかき)”(=榊(さかき))に象徴(しょうちょう)される印(しるし)とは天皇が所蔵(しょぞう)している「アロン の杖(つえ),イエス のT字形の十字架,モーセ のT字形の竿(さお)」の事だと思われ,そして八咫鏡(やたのかがみ)に象徴(しょうちょう)される印(しるし)とは「モーセ の ”十戒・石板(じゅっかい・せきばん)”」の事だと思われる. この「モーセ の ”十戒・石板(じゅっかい・せきばん)”」とは2枚の石板(せきばん)に ユダヤ・教の根本的な10ヵ条の戒律(かいりつ)を刻(きざ)んだ物の事で有るが,それは その戒律(かいりつ)が人の おこないへ映(うつ)される役割(やくわり)を持(も)っているので,それが鏡(かがみ)が物を映(うつ)す性質(せいしつ)に象徴(しょうちょう)される. ただし,これらが顕現(けんげん)すると言う事は天皇が所蔵(しょぞう)している他の ユダヤ の神器(じんぎ)の「契約(けいやく)の聖櫃(せいひつ)・アーク,モーセ のT字形の竿(さお)の上(うえ)に掲(かか)げられた青銅(せいどう)の蛇(へび),マナ の壺(つぼ),イエス のT字形の十字架の上(うえ)に掲(かか)げられていた罪状板(ざいじょうばん)」も公表(こうひょう)される可能性が有ると思われる. その時,皇位・継承(こうい・けいしょう)の印(しるし)の三種(さんしゅ)の神器(じんぎ)の実態(じったい)が「八咫鏡(やたのかがみ)=モーセ の ”十戒・石板(じゅっかい・せきばん)”,草薙剣(くさなぎのつるぎ)=アロン の杖(つえ),八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)=マナ の壺(つぼ)」であると公表(こうひょう)される可能性が有ると思われる. ただし,現在 天皇が所蔵している ”八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)”は代用品だと思われ,又 冷泉(れいぜい)天皇が八咫鏡(やたのかがみ)の箱(はこ)を開(ひら)いて見ようとしたが,開(あ)けたとたんに白く輝(かがや)く霧雲(むうん)が噴出(ふきだ)し,あわてて閉(と)じたと言う記録が有るので,その箱(はこ)の中には八咫鏡(やたのかがみ)が無かったと言う事を示唆(しさ)しているように思われる. つまり現在 伊勢神宮の下宮(げくう)には「八咫鏡(やたのかがみ)=モーセ の ”十戒・石板(じゅっかい・せきばん)”」は無いと思われるが,それは日本の メシア が1枚だけ所有している可能性が有ると思われるので,彼女が出現する時に 彼女が正当(せいとう)な皇位・継承者(こうい・けいしょうしゃ)で有る証(あかし)として その「八咫鏡(やたのかがみ)=モーセ の ”十戒・石板(じゅっかい・せきばん)”」が呈示(ていじ)されるだろうと思われる. {#2}.世界に関しては実際に ”闇”が おとずれ太陽の光りが暗くなった後に「”真賢木(まさかき)”(=榊(さかき)),八咫鏡(やたのかがみ)」に象徴(しょうちょう)される印(しるし)が顕現(けんげん)し, イエス が メシア として再臨(さいりん)するのだと思われる. ノストラダムス ”諸世紀”{第6巻 24番}には『<マルス(=火星;軍神)>と そして<王権(おうけん)の杖(つえ)>が会合(かいごう)する時に/戦(たたか)いによる未曾有(みぞう)の醜惨(しゅうさん)が,巨蟹(きょかい)宮(蟹(かに)座)の もとに/しばらくして<新しい王>に油が そそがれよう/彼が地上に永(なが)らく平和を もたらすだろう」と予言されて いるが,この ”王権(おうけん)の杖(つえ)”とは,メシア として認められる ”新しい王”の権威(けんい)の象徴(しょうちょう)を あらわしていると思われ,又 新約聖書 ”ヨハネの黙示録(もくしろく)”{第19章 第15~16節}:『…この<方(かた)>(メシア)は,鉄(てつ)の杖(つえ)を持(も)って<彼ら>(全人類)を牧(ぼく)される.…その着物(きもの)にも股(もも)にも「王の王、主(しゅ)の主(しゅ)」と言う名が書かれていた』とも関連していると思われる. ※ただし,この ”王権(おうけん)の杖(つえ)”は<マルス(=火星;軍神)>と会合(かいごう)すると予言されているのだから星の事だと思われるので,その ”王権(おうけん)の杖(つえ)”(=メシア の権威(けんい)の象徴(しょうちょう))に相当(そうとう)するような星を推測(すいそく)すると「<人の子>(メシア)の徴(しるし)」として出現する(NASAの内部コード・ネーム)”ヤハウェ”が連想(れんそう)できる. *この「<人の子>(メシア)の徴(しるし)」に関しては新約聖書 ”マタイによる福音(ふくいん)書”「第24章 第29節~第31節」に預言(よげん)されている. ▽この場合の”真賢木(まさかき)”(=榊(さかき))に象徴(しょうちょう)される徴(しるし)とは(NASAの内部コード・ネーム)”ヤハウェ”の可能性が有ると思われる. つまり,『(太陽の光りを反射して) <大いなる星>(ヤハウェ)が7日間 燃(も)える(ように輝(かがや)き),(暗雲(あんうん)に閉(と)ざされた空から)雲を とおして<太陽が2つ>(太陽とは別に,もう1つの太陽のように輝(かがや)く ”ヤハウェ”が)見える』:(ノストラダムス ”諸世紀”第2巻 41番)の時に イエス が再臨(さいりん)するのだと思われる. *ただし,この ”7日間”には ユダヤ の ”隠(かく)された知恵”(カッバーラ)による秘(ひ)められた誤差(ごさ)が有ると思われるので,実際は{6日と12時間~8日と12時間(この場合156時間~204時間の ”時間”かも しれない)}の期間と考えられる . ※この場合の八咫鏡(やたのかがみ)に象徴(しょうちょう)される徴(しるし)とは ”ヤハウェ”の事かも しれない. ”ヤハウェ”も太陽の光りを反射して輝(かがや)くので,それが鏡(かがみ)が光りを反射する性質(せいしつ)に象徴(しょうちょう)される. ◆《<クシナダヒメ>と<スサノオノミコト>との運命的(うんめいてき)な出会(であ)い》 ◇海で暴(あば)れ回り,国土(こくど)を壊(こわ)し回った<スサノオノミコト>は<八百万>(ヤオヨロズ)の神々の合議(ごうぎ)によって<タカマガハラ>(現世界)から追放(ついほう)される事になった. <スサノオノミコト>が”出雲(いずも)の国の肥(ひ)の川”の川上(かわかみ)の”トリカミ”と言う所へ行くと,<アシナヅチ>,その妻<テナヅチ>,彼らの娘<クシナダヒメ>の親子 3人が悲嘆(ひたん)に くれていた. <スサノオノミコト>は <アシナヅチ>親子に その訳(わけ)を尋(たず)ねると,<アシナヅチ>は次のように答えた. 「それは<ヤマタノオロチ>(頭が8本,尾が8本の竜形の怪物)が来るからです.… それが今まで7年間,毎年(まいとし) 来て,私どもの7人の娘を すでに食べました. 今度 来ると,最後に残(のこ)った この<クシナダヒメ>も食べられてしまいます.…」 それを聞き<スサノオノミコト>は目の くらみそうな怒りを感じ,なんとかして<クシナダヒメ>を救(すく)いたいと思った. しかし(自分のエゴや甘えによって世界を破壊して来た) <スサノオノミコト>は自分自身の中から わき上がって来る この感情を不思議に感じるが,しかし すぐに気づいた. <クシナダヒメ>へ の純粋な愛情が<スサノオノミコト>の心を激(はげ)しく突(つ)き動かしていたのだった. <スサノオノミコト>は初めて(打算(ださん)や,妥協(だきょう)や,自分のエゴのためでない,相手のためだけに愛する)”純粋な愛”を知る. この時<スサノオノミコト>は全身に信じられないような力が みなぎって来るのを感じた. そして<スサノオノミコト>は<クシナダヒメ>へ プロポーズし,<クシナダヒメ>も そのプロポーズを受けた. すると今度は<スサノオノミコト>に勇気と不思議な知恵(ちえ)が あふれるのを感じた. ☆この場合の<クシナダヒメ>とは日本女性・全体,そして この場合の<スサノオノミコト>とは日本男性を あらわしていると思われる. これは ”皇統(こうとう)”(=天皇の血筋)の女性の メシア の出現(しゅつげん)により日本女性・全体の霊格(れいかく)が アップ し,それによって日本男性も ”純粋な愛”を知り<クシナダヒメ>と結(むす)ばれて「力,勇気,不思議な知恵(ちえ)」を得るのだと思われる. ◆《<ヤマタノオロチ>と<スサノオノミコト>との対決》 ◇<ヤマタノオロチ>に食い付かれたり,8本の尾に巻き付かれたりしながら<スサノオノミコト>は<トツカの剣>(ゲンコツ 10個ぶんの短い護身用(ごしんよう)の剣)で戦闘を おこなう. そして<スサノオノミコト>が<ヤマタノオロチ>を切った時,<ヤマタノオロチ>は8段(だん)に切れ,段(だん)ごとにカミナリ に なって飛び上がり,天に昇った. そして<スサノオノミコト>が<ヤマタノオロチ>の8本目の尾の先端(せんたん)に<トツカの剣>(ゲンコツ 10個ぶんの短い護身用(ごしんよう)の剣)を突(つ)き立てると,カチンと音がして<トツカの剣>の刃が欠けた. そこで<スサノオノミコト>が<ヤマタノオロチ>の8本目の尾の先端(せんたん)を切り裂(さ)いてみると1本の不思議な剣がイナズマや黒雲(こくうん)と共(とも)に尾から出て来た,<スサノオノミコト>は その不思議な剣を<アメノムラクモノツルギ>と名付(なづ)けた. ☆この「<トツカの剣>(ゲンコツ 10個ぶんの短い護身用(ごしんよう)の剣)」とは日本の”自衛隊”,又 この<ヤマタノオロチ>とは”ソ連・CIS(又は ロシア)”の事のように思われる,つまり ソ連・CIS(又は ロシア)と自衛隊が戦闘を おこなうのだと思われる. そして この「<ヤマタノオロチ>が天に昇る」とは自衛隊と戦闘を おこなった あと”ソ連・CIS(又は ロシア)”が撤退(てったい)するのだと思われる. 又 この「<トツカの剣>(ゲンコツ 10個ぶんの短い護身用(ごしんよう)の剣)の刃が欠ける」とはソ連・CIS(又は ロシア)が撤退(てったい)した あとに”自衛隊”が壊滅(かいめつ)するのだと思われる. ◆《<イザナギ>文明による<ヒノヤギハヤオの神>(核兵器)の全廃(ぜんぱい)》 ◇<イザナミノミコト>(女神)は黄泉(よみ)の世界へ と去(さ)ってしまい,<イザナギノミコト>(男神)は「愛する<イザナミノミコト>(女神)の命(いのち)と,子供の1人とを取り替(か)えられた無念(むねん)さだ」と嘆(なげ)く. そして<イザナギノミコト>(男神)は<イザナミノミコト>(女神)の命(いのち)を奪(うば)った<ヒノヤギハヤオの神>(又の名を ヒノカガビコの神,ヒノカグツチの神)の首を ぶった切(ぎ)る. ☆これは将来,<イザナギ>文明は<ヒノヤギハヤオの神>(核兵器)を <ぶった切(ぎ)る>(いっせいに全廃(ぜんぱい)する)と解釈できる. ◇その時<ヒノヤギハヤオの神>(又の名を ヒノカガビコの神,ヒノカグツチの神)の首からは,ありとあらゆる忌(い)まわしいものが噴(ふ)き出し,次のような神々が生(う)まれた. <イワサクノカミ>,<ネサクノカミ>,<イワツツオノカミ>,<ミカハヤヒ>,<ヒハヤヒ>,<タケミカヅチ>,<クラオカミ>,<クラミツハ>,<クラヤマミツ>,<オドヤマツミノカミ>と言うような神々が生(う)まれた. ☆<イワサクノカミ>,<ネサクノカミ>,<イワツツオノカミ>:岩を裂(さ)き,根を裂(さ)く,<筒形(つつがた)の岩の神>(砲弾). ☆<ミカハヤヒ>,<ヒハヤヒ>,<タケミカヅチ>:速い火,速い矢(や),槌(つち)(=ハンマー)のように打って破壊する火のカミナリ. ☆<クラオカミ>,<クラミツハ>,<クラヤマミツ>,<オドヤマツミノカミ>:汚(けが)れた暗い空,汚(けが)れた黒い水,汚(けが)れて罪に満ちた山野(さんや),そこに住んで人を おどす罪深(つみぶか)い悪神. ☆これは たとえ人類が核兵器の全廃(ぜんぱい)を実現させたとしても世界から戦禍(せんか)は絶(た)える事が無いと言う事を あらわしているのだろう. ◆《<イザナギノミコト>(男神)の黄泉(よみ)・下(くだ)りと,黄泉(よみ)・帰(がえ)り》 ◇<イザナギノミコト>(男神)は1人で世界を立て直すために必死(ひっし)に頑張(がんば)るが,立て直しが一向(いっこう)に進まない事に失望(しつぼう)し,とうとう黄泉(よみ)の世界へ下(くだ)る事を決意(けつい)する. ☆これは せっかく生(い)き残(のこ)った<イザナギ>文明も,前の<イザナミ>型・科学技術文明社会の豊(ゆた)かさが有るなら たとえ破局(はきょく)を むかえても仕方(しかた)がないと思うのだろう. ◇黄泉(よみ)の深淵(しんえん)の暗闇(くらやみ)の中で<イザナギノミコト>(男神)は<イザナミノミコト>(女神)と再会(さいかい)する,しかし<イザナギノミコト>(男神)は実際(じっさい)に<イザナミノミコト>(女神)を見た訳(わけ)では なく彼女の声と気配(けはい)を感じただけだった. <イザナギノミコト>(男神)は<イザナミノミコト>(女神)に黄泉(よみ)から帰って来て欲しいと懇願(こんがん)する. これに対して<イザナミノミコト>(女神)は次のように答える. 「私は もう黄泉(よみ)の食べ物を食べてしまいました.だから掟(おきて)で もう帰れないと思いますが,一応(いちおう),黄泉(よみ)の神様と相談(そうだん)してみます.その あいだ,決して私を見ないで下さい」と答えた. そして<イザナミノミコト>(女神)は,黄泉(よみ)の一番 奥の宮殿(きゅうでん)の中へ入(はい)っていった,しかし いくら待っても<イザナミノミコト>(女神)は戻(もど)って来ない. それで<イザナギノミコト>(男神)は自分の髪(かみ)に さしていた<ユツツマグシ>(理性的な思考(しこう)や正しい判断(はんだん)の象徴(しょうちょう))と言うクシの歯を折(お)り,それに火を灯(とも)して奥を のぞいてみた. そこには腐乱(ふらん)した恐ろしい<イザナミノミコト>(女神)の死体があり,その死体に無数の虫が たかっていた. そして もう原形を とどめていない<イザナミノミコト>(女神)の腐乱(ふらん)した顔や性器からは「ホノイカヅチ」,「サキイカヅチ」,「クシイカヅチ」などのカミナリ が8個も噴(ふ)き出していた. ☆黄泉(よみ)の世界は その人の本当の本質・正体(ほんしつ・しょうたい)の あらわれる所であり,(スペース・シャトルや核兵器を生(う)んだ) <イザナミ>型・科学技術文明の隠(かく)された本当の本質・正体(ほんしつ・しょうたい)は腐乱(ふらん)したゾンビ文明だったと言う事を あらわしている. ◇<イザナギノミコト>(男神)は これを見て全てを悟(さと)り,そこから逃げ出す. ☆<イザナギ>文明は<イザナミ>型・科学技術文明の隠(かく)された本当の本質・正体(ほんしつ・しょうたい)を知り,完全に<イザナミ>型・科学技術文明を捨(す)てて今までとは違(ちが)う別の生(い)き方を見つけ出し,人類の真の幸福と真の平和を目指(めざ)すのだろう. ◇ゾンビ化した<イザナミノミコト>(女神)は”私に恥(は)じを かかせましたね”と叫(さけ)び,<ヨモツシコメ>(黄泉(よみ)の国に仕(つか)える女ゾンビ)達にも命(めい)じて,<イザナギノミコト>(男神)を追(お)いかけた. ゾンビ化した<イザナミノミコト>(女神)や<ヨモツシコメ>(黄泉(よみ)の国に仕(つか)える女ゾンビ)達が恐ろしいスピードで<イザナギノミコト>(男神)を追(お)いかけて来たが,その様子(ようす)は気が遠(とお)くなるほど恐ろしいものだった. <イザナギノミコト>(男神)は必死(ひっし)になって黄泉(よみ)の世界と この世との境界線(きょうかいせん)の<ヨモツヒラサカ>と言う所まで たどり付き,その境界(きょうかい)に生(は)えていた<桃(もも)の実(み)>(強い清純(せいじゅん)な生命力のシンボル)を取って後ろへ投げた. <ヨモツシコメ>(黄泉(よみ)の国に仕(つか)える女ゾンビ)達は その<桃(もも)の実(み)>(強い清純(せいじゅん)な生命力のシンボル)に一番 弱く,それ以上 追(お)って来れなかった. そして<イザナギノミコト>(男神)は その桃(もも)の木に次のように言う. 「いま私を助(たす)けたように,将来,この国の人間が危機(きき)に おちいった時も,お前の力で助(たす)けよ.そのため,今日から お前は<オオカムヅミノミコト>と名乗(なの)れ」と言った. ☆これは「危機(きき)の時には物事(ものごと)を鵜呑(うの)みにせずに <よく噛(か)め>(よく咀嚼(そしゃく)し,よく考えて判断(はんだん)せよ)」と言っているのだろう. ◇それでも<イザナミノミコト>(女神)は<イザナギノミコト>(男神)の所まで追(お)いすがって来て,腐(くさ)った手で<イザナギノミコト>(男神)の首に しがみ付いた. しかし<イザナギノミコト>(男神)は<イザナミノミコト>(女神)を振(ふ)り払(はら)い,境界線(きょうかいせん)から この世に飛び出し,<チビキノイワ>(誰(だれ)にも動かせないほど非常に重い岩)で黄泉(よみ)の入口(いりぐち)を塞(ふさ)いだ. 黄泉(よみ)の世界に封(ふう)じ込(こ)められた<イザナミノミコト>(女神)は悔(くや)しがり,腐乱(ふらん)した自分自身の体から噴(ふ)き出していた8個のカミナリ を打ち鳴(な)らし,呪(のろ)いと憎(にく)しみを込(こ)めて次のように言った. 「これからは お前の世界の生(い)きている人間を,1日 1,000人ずつ絞(し)め殺してやる」. すると<イザナギノミコト>(男神)は次のように答えた. 「それなら私は1日 1,500人ずつ,これから人間に赤ん坊を生(う)ませよう」と言った. それから<イザナギノミコト>(男神)は黄泉(よみ)の世界で浴(あ)びた いろいろな汚(けが)れを清(きよ)めるために<ミソギ>をした. ☆この<ミソギ>とは一般的には「滝の急流で体を打たせる行(ぎょう)」の事. ただし,この場合の<ミソギ>とは ”大いなる光りの存在”(=霊的・高次元の絶対的・エネルギー)によって焼(や)かれると言う事かも しれない. ◇するとゾンビ達に さわられた<イザナギノミコト>(男神)の体の あちこちで増殖(ぞうしょく)し始めていた悪神達が体外へ飛び出して来た. それらは<ワズライノウシ>,<アキグイノウシ>,<オキザカル>,<トキハカシ>,<ヤソマガツヒ>,<オオマガツヒ>と言う悪神達であった. ☆<ワズライノウシ>:病気 又は 精神的な苦しみのヌシ. ☆<アキグイノウシ>:飽食(ほうしょく)のヌシ. ☆<オキザカル>:物事(ものごと)を置き去(ざ)りにする,これは廃棄物(はいきぶつ)の不法・投棄(ふほう・とうき)や,重大な社会的・国家的 問題の先送(さきおく)りと言う事だろうか?. ☆<トキハカシ>:時を計(はか)る師(し). ※インドでは 「”時間”と言う ”業(ごう)”(カルマン)によって縛(しば)られているので普通の人は未来を知る事が できない」と考えられている. 将来,人間は ”時間”と言う ”業(ごう)”(カルマン)から解(と)き放(はな)たれるのかも しれない. ☆<ヤソマガツヒ>:日の国の中にある,ねじれ曲がった80種類の悪. ☆<オオマガツヒ>:日の国の中にある,<ヤソマガツヒ>以上に許(ゆる)せない巨大犯罪. ◇次に<イザナギノミコト>(男神)の体から次のような神々が現れて来た. <カムナオヒ>,<オオナオヒ>と言う神々が現わて来た. ☆これは<イザナギノミコト>(男神)が<ミソギ>に成功し,<イザナギノミコト>(男神)が治(なお)ったと言う事を あらわしている. しかし もし<イザナギノミコト>(男神)が<ミソギ>に失敗(しっぱい)した場合は,黄泉(よみ)の世界で浴(あ)びた汚(けが)れが洗(あら)い落(お)とせず,その結果 悪神達が増殖(ぞうしょく)し続(つづ)け,結局(けっきょく) <イザナギノミコト>(男神)自身もゾンビ化する事になる. そうなると<イザナギノミコト>(男神)が黄泉(よみ)の入口(いりぐち)に置いた<チビキノイワ>(誰(だれ)にも動かせないほど非常に重い岩)も効力(こうりょく)を失(うしな)い. <イザナミノミコト>(女神)や<ヨモツシコメ>(黄泉(よみ)の国に仕(つか)える女ゾンビ)達が この世へ ゾロゾロと出て来て,この世もゾンビ達が支配する地獄と化す事になるのだろう. ◇黄泉(よみ)の世界で浴(あ)びた汚(けが)れを<ミソギ>によって洗(あら)い落(お)とした<イザナギノミコト>(男神)は今度こそ本気になって破局(はきょく)の限界(げんかい)まで来ている世界の再生(さいせい)に取り組み始める. ◆《天孫・降臨(てんそん・こうりん)》 ◇<アマテラスオオカミ>からの命令を受け<アメニギシ・クニニギシ・アマツヒコヒコ・ホノニニギノミコト>は<アメノウズメ>達と供(とも)に<タカマガハラ>(現世界)から出発(しゅっぱつ)する. ☆<アメニギシ・クニニギシ・アマツヒコヒコ・ホノニニギノミコト>とは「天の繁栄(はんえい)・国の繁栄(はんえい)・天(あま)つ日高日子(ひこひこ)・<稲穂(いなほ)>(コメ)の豊穣(ほうじょう)の神様」と言うような意味になる. ◇そして<アメノウキハシ>(天に浮(う)かんでいる橋)を通(とお)って<トヨアシハラ>(新しい世界)へ降臨(こうりん)する. ●《参考書籍》 ▽『天と地の予言書』{<著者>五島・勉(ごとう・べん) <発行所>(株)青春出版社}参照. ▽『失われた イエス の12使徒 「八咫烏(やたがらす)」の謎』{<著者>飛鳥・昭雄(あすか・あきお)+三神たける <発行所>(株)学習研究社}参照. ▽『失われた キリスト の聖十字架 「心御柱(しんのみはしら)」の謎』{<著者>飛鳥・昭雄(あすか・あきお)+三神たける <発行所>(株)学習研究社}参照.